ご挨拶 「ストレスフリーな住環境を」

 昨今、不動産関連トラブルの中で住宅リフォームの施工品質や工期に関しての問題、また瑕疵や債務不履行等のストレスに関してのご相談が多くなってまいりました。  

そこで相談内容を一件一件精査していく中でひとつの共通点が見えてきました。  その共通点とは世間ではあまり問題視されていないがとても重要「盲点」だったのです。 

 

 住宅リフォームは人生の中でもとても大きなイベントのひとつです。  

通常リフォームを考えるとまず最初にリフォーム会社に相談をします。 それから営業担当者がお家に伺い要望などの話が始まります。 そこで営業担当者の姿勢や人柄を見極め信頼出来てはじめて契約へと進んで行きますが、ここまでは通常通り問題は見当たりません。  しかしここから問題が徐々に発生し始めます。

リフォームというのは本来は建築・建設工事です。 そこでは営業担当者には絶対に代役が勤まらない「施工管理技士」という国家資格取得者がいます(要するに監督です)。  

一括りに施工管理技士といってもリフォーム現場の監督が勤まるかどうかはその人の経験が大きく関係してきます。

新築の監督さんとは違い、同じ現場は二度と無いという位どんな状況にも臨機応変に対応し、経験知識をフル活動させて当たらなければならない現場が多いリフォーム担当の監督はとても貴重な存在なのです。 

 お客様は営業担当者との相性が合い信頼して契約を行います。 しかし、いざ工事となり皆様のお家の中には初めて会う職人さんだけが来て作業を行い帰る。 各職人さん達は毎日忙しく色々な現場を回っており、今までお客様と営業担当者が行っていた大事な打ち合わせ内容の十分な説明を受けておらず、ただ自分の作業だけを何も知らずに行っていく。 お客様が営業担当者との打ち合わせとちょっと違う? と違和感を感じ、職人さんに質問をしてみても 「担当さんに聞かないと分かりません」。 

 リフォームトラブルの相談内容では上記の様なお客様がストレスを感じる事例も少なからず見受けられます。

 大・小にかかわらず建築・リフォームには現場管理というものが有ります。 特に複数の業者が携わる現場では各業者の連携を工程表として作成し調整しながら工事を進めなければなりません。  

 例えば、今日来た設備業者は前工程の大工が想定外の腐食や劣化等の状況により工程通り終了出来ていない為、設備の施工が出来ないという事があります。 しかし、そこに来た他業種との連携をよく知らない経験少なの設備作業員が自分の仕事を無理に行ってしまえば、その結果瑕疵や債務不履行が生じてしまう恐れは大なのです。  

 この様に「工程管理」・「安全管理」・「品質管理」・「施工管理」と現場管理をしっかりと行えない者が担当者の場合、現場は全て忙しい職人さん達に「お任せ」きりになりになってしまいます。 そして工事が思う様に進まず遂にお客様からのクレーム連絡を受けてやっと現場に営業担当者が顔を出し職人さん達に「何とかお願いします!」と頼んでみても、、、

どうにもならない状態に陥ってからでは本当にどうにもならないのです。  結局やり直しとなり工期が伸び、瑕疵や債務不履行が発生してしまう訳なのです。  

昨今流行りのDIYとは違い、住宅リフォームは新築よりも高度な技術や経験が必要とされ、昔の造りをよく知らない経験浅の作業員には知識も足らず出来ない作業が有るのも事実です。
 

 しかもその現場に相談出来る「監督が居ない」場合はどうなるでしょうか。 ここに問題の原因が在ることが見えてきます。    

 それぞれ専門分野が有り、お客様は営業担当者さんを信頼してリフォーム工事を発注して下さいます。そしてその後は信頼できる担当監督にちゃんと引継ぎをして現場管理をお願する。その現場では職人さん達が安心して良い仕事が出来る。 この形がお客様に対して最良のサービス提供ではないでしょうか。

 「施主・会社・職人が正当な権利を享受できるという理想を掲げ、三方よしを理念に」私たちリ管士会は自分たちの専門分野、住宅リフォーム業界からストレスフリー社会への一翼を担うべく、今こそ集まり協力し、共に住宅リフォーム業界の深化と向上を目指しながら「住宅リフォーム施工管理士(リフォーム現場監督)」の普及に取り組んで参りたいと思います。  

「三方よし」そこには感謝のエネルギーが循環しストレスは消滅します。 そして人の幸せが生まれます。 

この 「三方よし」 ストレスフリー社会の具現者と成られる方がお一人でも多く仲間に成ってくださる事を、心よりお待ち申し上げております。

                                                                           

会員の皆様へ

もしも協会の目的とは何かと訊ねられたら理念を具現化する事ですとお答えいたします。

 

協会理念の 「当協会は施主・会社・職人が正当な権利を享受できるという理想を掲げ、三方よしを理念に活動する団体である」 この理念を具現化するためには先ず其々の享受すべき正当な権利・利益を理解する必要があります。  

この「其々」の権利・利益が協会内で統一されておらず、会員各々が個人的見解・解釈のもとに活動してしまっては協会の体を成さないどころか本末転倒になってしまいます。

そこで当協会では「其々の権利・利益」というものを次の様に定義しております。 

 

住宅リフォームにおいて「施主・会社・職人」三方がストレスなく其々享受するべき権利・利益の定義

①施主の権利・利益: 瑕疵工事や債務不履行を被ること無く、工事代金に見合った、またはそれ以上の快適な住環境を手に入れる事。

②会社の権利・利益: 会社の信用評価。 行ったリフォーム請負代金。

③職人の権利・利益: 職人の信用評価。 行ったリフォーム工事代金。

 

(※上記に定めた定義は協会内の統一性を図るための独自に作成された定義であり、他社や法律等その他に一切抗うものではありません)

 

上記の様に、私たち住宅リフォーム施工管理士(リ管士)は監督として現場の全てを観わたす目を持ち全てに携わり現場全てを纏め上げ、上記の定義を基に工事を完成させた時はじめて施主・会社・職人がストレスを感じない最高の住空間を創り上げることが出来るのです。 そして喜びは一言では言い表せない新境地を感じる事と思います。 その境地を感じ得た現場は一生涯心の中で生き続け、私たちにどんな苦境をも乗り越えることが出来る力を与えてくれることでしょう。

 

※お客様におかれましては会員の協会在籍確認等について「お問い合わせ」よりお気軽にご連絡下さいませ。

 

「お家のリフォームにとって住宅リフォーム施工管理士は必要不可欠なのです」
ストレスフリー社会を共に造りませんか。

会長 高橋弘次郎 

事務局案内

団体名
一般社団法人 日本住宅リフォーム施工管理士協会
所在地
〒197-0013東京都福生市武蔵野台1-27-5 ルネ福生B
TEL
042-513-4177

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